2007年12月15日

覚書いろいろ

某所で書き散らした覚書をまとめて。

怖さ
友人曰く「絵描き友達って、実は片一方でおっかない」

いやもう、 ホントそのとおりで。

逆に、怖さの感じない人じゃないと、意気投合もできないし、本気でやりあうことも難しい。わたしにとって「怖い人」とは、基本的に他人にはとても優 しく、暖かい。相手をやり込めようとはしない。しかし、提示する一篇の作品なり成果なりに気迫がみなぎって、絶句せざるを得ない。

それが「怖い人」。そして、「敬愛する人」。e-spaceにはそんな人が多い。 ありがたいなぁ、と思う。


なになに と言う なになに
何のことだかわからんなー。よく電車の吊り広告で見かける、たとえば、「田園都市という生き方」とか「田舎暮らしという贅沢」のような、つまり「○○する という○○」など、この手の言い回しがとても苦手なのだ。これって「in the name of love」(愛という名の下に)あたりが元ネタなんじゃなかろうか、と気がついた。stop in the name of loveは名曲だけど...ってまた脱線した。まぁいいや。

異を唱える
異を唱えることが不快だったら、たぶん世の中の大概の揉め事は起きないと、ふと思った。人をやりこめることは一種の快感なんだ、狩猟時代からの遺物のひとつだろう。これは一種の残虐性。ピース。

投稿者 YOUCHAN : 17:20 | コメント (0)

2007年12月 9日

もう師走!

12月ですね。はっやーい!
なんだかあんまりここの日記を更新してなくてスミマセン。来年はもう少し書こうと思うです。
ところで、榊。1日と15日を逃すと買えない。1日を逃したため、ウチの神棚の榊がかなりピンチ。
15日を逃したら、年末は入手困難なので、なんとしてもゲットしなくては...。

数日前から風邪っぽくて、木曜日に一日倒れて何とか復活。
やばいなーと思ったら、休まないといかんですね。

そんな師走。ラ、ラフ描かなくちゃ...。

投稿者 YOUCHAN : 22:39 | コメント (0)

2007年11月21日

カラースとかグランファルーンとか

ボコノン教(※)信者ならみんな知ってる「カラース」。これは、好き嫌いに関わらず、人生においてなんらかのかかわりを持っている者同士のグループを指す(だったよね)。日本語で一番近いのは「袖振れ合うも何かの縁」ってヤツでしょうか。それに対するのが「グランファルーン」で、大雑把に言えば国家とか、会社組織とかを指す。ウィキペディアによると、「本当はありもしないのに何らかの関係があると考えている人々のグループ」のこと。

mixiなんかの日記のコメントを見てると、カラースじゃないけど、なんらかのかかわりを感じることがある。わたしが書き散らしているmixi日記を分析してみると、だいたいこんな感じかと思う。

たわごとグラフ7割がたが仕事のことで、何の話かというとソフトの使い勝手とか、仕事の進捗(詳細はさすがに書かないけど)とかをうだうだ書いている。同じような仕事をしている仲間が多いので、賛同を得たりするのが目的。ああ、同病相哀れむ。コメントも結構多い。

その次が、趣味の話で、音楽と本の話だったりする。このあたりの話は、反応してくる人が限られているし、私信に近い内容だったりするので、コメントも限られる分、濃い。ヴォネガットは、まぁ趣味と同じ。

で、たわごと。いや、書いてることのほとんどがたわごとなのですが、要はたまにニュースから話題を引っ張ってきたり。けど、これはスルーされることが多い。人と分かち合えない類の日常報告も、それに含まれる気がする。

コメントを見ると、「何らかのつながりのある狭義においてのカラース」のための話題は、カラースの共感を呼ぶ。けれど、ニュースのようなグランファルーン的な話題は、別にわたしが引っ張ってくる必要もないということなのだろうし、自分だって、人んとこでニュースを見ても、よほど突飛な内容でない限り、やっぱスルーしちゃう。人ってば案外、カラースを大切にして生きてるのかもしれない。

あ!!しまった、猫の話題を忘れてた。15%くらいは猫。猫は人気ありますにゃー。

※ボコノン教=ヴォネガットの「猫のゆりかご」に登場する宗教のこと。

投稿者 YOUCHAN : 00:03 | コメント (0)

2007年10月 7日

本を読むのと、TVを観るのと

趣味は「読書」だ。以前は「音楽鑑賞」だったが、ネットラジオを聴くようになって、あんまりCDを聴かなくなってしまった。新譜もほとんど買わない。最近買ったのは、Genesisの青箱と赤紫箱。うーん、立派なマニアさんだ。じゃなくて、今回は本の話。

わたしは昔からTVが苦手だった。中学生の頃から、自室にこもってFMラジオ聴いたり、絵を描いたりして自分のペースですごすのが好きだった。小学生くらいまで狭い家に住んでいて、プライバシーがなかったのもあって、おそらくその反動だと思う。TVは否応なしに番組の都合に自分を合わせないといけない。もうそれが苦痛で苦痛で仕方がなくて、元祖引きこもりみたいな生活をしていた。ときどき母に怒られた。

その影響もあると思うけれど、一人暮らしをはじめても、しばらくはTV無しだった。ミニコンポは真っ先に買ったけど。TVなしでも全然平気だった。今も実を言うとTVはあまり観ない。NORIちゃんと付き合うようになるまで、お笑い芸人の名前を知らなかった。けれど、彼がお笑い好きだったし、ちょうどボキャブラの頃で、感覚の合うタレントさんが結構いたのもあって、お笑いにはまっていった。いや、お笑いサイコー。ああ、山ちゃんVSモリマン対決、見に行きたい...。って、これはこれとして、いまだに苦手なのが、ドラマを見続けることだ。

特に海外ドラマ。長い! 「ER」とか「TNG」とか、連続してみるのがど~~も性に合わない。めんどくさい。TVに縛りつけられるのがだめ。「DVDとかビデオなら自分のタイミングで観れるよ」とNORIちゃんには言われるけど。うーん、でもなんていうか、荷が重いのだ。映画館で見るのはまだいい。だって2時間で終わるしね。そんなにしょっちゅう行くわけじゃないし。たまのイベント。ついでに言うと、日本のドラマもめんどくさい。チェックするのが。

要はめんどくさいのだ。

その代わり、わたしは本を読む。本はすごい。だって、文字だけであらゆる世界観を表現してしまう。挿絵なんていらないね。読む人がそれぞれ描けばいい。脳内に。現実逃避にもってこい。好きな姿勢で、好きなときに、好きなテンポでその世界に浸れる。気になるところは何度でも読み返せる。わたしにとって本を読むことは、NORIちゃんが映画を見るのと同じだし、みんながTVドラマを楽しみにしているのと次元は同じなのだ。電源も要らない。携帯も容易(本によるけど)。

けれど、ときどき「本を読むなんて偉いね~」といわれる。どこが偉いのだろう。本気で思う。読まれるために本はある。わたしは読むのが好き。それだけなのだ。連続ドラマを見てる人のほうがよっぽど偉いと思う。本気でそう思う。どっちもどっちという気もするけど。ははは。

ただ、わたしはいわゆる「本読み」の人から見たら、全然読書量が足りてない。読む速度だって遅い。世の中には、別の意味で「すごい」人は本当にいっぱいいる。音楽好きにも卒倒しそうなマニアさんがいっぱいいる。そう言う人に会うと、自分の趣味のレベルは、例えるとバスに乗って海水浴場に来て、バス停にようやく下り立った程度だと思う。水際にすら立ててないね。海水浴場には、あんな人やこんな人が泳いでいて、太陽の照り返しがまぶしい。いろんな人がいるもんだ。

投稿者 YOUCHAN : 23:01 | コメント (0)

2007年6月20日

高いなぁ~

今日、夜に本屋さんへ。
隣の駅まで行って、目当てのお店が入っている駅ビルが
今日に限って全館定休日でした。今日に限ってー。

仕方がないので、その近くの、これまた規模の大きめの
書店に行きましたところ、とても面白かったです。

その1。ポケミス1800番台突破記念棚ができていて、
喜国コメントが付いてる本に釘付け。
だって、「ドグラ・マグラ」「黒死館」だったんだものー。
さすがキクニ! いよっ、本棚探偵!
非日常にトリップするのにヤクはいらねぇって
ほんとそのとおり。

その2。国書刊行会の本が結構あった。
いいラインナップでステキすぎる。
気になったのが「世界探偵小説全集」。
いったい、全何巻ですか!?
それにしても、高い。2000円超なんてあたりまえ。さすが国書。
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その3。奇想ブームか!?
なんすか、いたる出版社からスタージョンが出てるって。
どういうことでしょうか。スタージョンきてますか?
ていうか、奇想、ブームなのね。
しかも、国書並みに高い、どれも。
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その4。江戸川乱歩の貼雑年譜がありました。
うひょー、と思って手にとって、うむむむ、すごい本だ
と思っていったん置いて、他の本を見ていました。
気になったので、引き返してもいっかい見ようと思ったら
おしゃれなお兄さんが、これまたうひょー、と
手にとってうむむむ状態だったので
ちょっとうれしかったです。
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その5.祝!「デッドアイ・ディック」再販。
追悼カート・ヴォネガットって帯にあった。
全部の本を再販してください、ハヤカワさん!
この奇想ブームにのっかって、全集出してもいいかと。
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結論:国書の本は高い。

投稿者 YOUCHAN : 23:02 | コメント (0)

2007年5月20日

丸善OAZO店にて

kv_pop.jpg

2007年4月12日にヴォネガット氏が
亡くなりました。シャイで皮肉屋で
なによりやさしかったヴォネガット
おじさん。どうか安らかに。
僕の座右の銘は
「ドーナツの穴とファックしろい!!」です。

---
丸善OAZO店の店員さん、すばらしい座右の銘です。ハイホー。

ヴォネガットってやっぱり「おじさん」なんですね。
わたしも「ヴォネガットおじさん」と普段から呼んでるので
納得なのですが。

左は平積みになった「タイタン」、POPが挿してある場所には
「スローターハウス5」、その右隣は(確か)「猫のゆりかご」。
SH5の平積みの山がぐーんと低かった。
一番売れてるみたいです。

投稿者 YOUCHAN : 14:45 | コメント (0)

2007年5月19日

SFとミステリーの狭間

SF作家クラブの「SF入門アンケート」。
2001年とちょっと古いデータですが、日本の作品で結構目に付くのが
「ドグラ・マグラ」。こ、これはSFなのか!?

「スローターハウス5」の名訳でおなじみの伊藤典夫さんにいたっては
「他の作家の追随を許さぬぼくの私的な金字塔」とまでおっしゃっておられる。

他にも、沼正三「家畜人ヤプー」(SFというよりSMというツッコミはでなかったのか)
「機動戦士ガンダム」(SFなのか!?)、「風の谷のナウシカ」(つーかアニメだし)
あたりが目に付きます。
広瀬正「マイナス・ゼロ」はいわゆるSF。
少数意見ではありましたが、いわゆる戦前の探偵小説の「変格派」と
呼ばれる作品もちらほらしていたのが印象的でした。

もともとわたしは海外文学はブラッドベリから入って
ヴォネガットではまって、ダニエル・キィスに至ったので
SF好きだとは思うのですが、ミステリーもかなり好きなのです。

「SF好きはミステリ嫌い・ミステリ好きはSF嫌い」と
よく言われますが、そうありながら、Mysteryという言葉には
「謎」と「奇妙な現象」の二つの意味があるように思います。
その狭間にあるのが、ブラッドベリと乱歩(の間にポォ)がある。

久作の書く探偵小説は全てが「変格」で、
ブラッドベリの世界に近いのではないか、とはたと思ったりしました。
…そういわれてみたら、「ドグラ・マグラ」はSFだ。
ヴォネガットよりももしかしたらSFらしいかもしれない。

余談ですが、最近、本格モノも好きで読みますが、
いわゆる「ペダントリー系」がダメということがわかりました…。

投稿者 YOUCHAN : 11:08 | コメント (0)

2006年10月16日

SNSの愉しみ方

mixiではこのペンネーム(YOUCHAN)で、そのまんま登録しているワタクシですが
なんつーか、真面目すぎてつまんなくね?とかちょっと思っています。
それは、たまたまシャア・アズナブルさんという名前の方を見つけてしまったから。
(あ。スミマセン、ガンオタで…)

「シャア・アズナブル」という名前で検索すると
ものすごいいっぱいいるわけですが、
この人はプロフィールも完璧、本名もキャスバルだし、
入ってるコミュはほぼガンダム系オンリー。言葉使いもシャアっぽいし。
マイミクの紹介文も大佐を意識したものばかり。
すごい楽しい~。
こういう洒落っ気があってこそのネットだよねぇ。

そいえば、サミュエル・L・ジャクソンって人もいるなぁ。
この人はマイミクになってもらったけど、スゴイ面白い。

自分のサイトをあらかじめ持ってるわけだし、mixiでは
思いっきり別人格にしてもよかったのか?とか思いました。

けど、そこまでなりきれるセンスがないような気がする…。
気合が足らないかー。

あと、あれですね、時事ネタを日記に書く人が
マイミクにほとんどいないのにも気がついたりして…
みんな真面目だから気軽に書けないのか?
真面目は真面目を呼ぶのかも。うむー。

…複アカとれたら遊べるのに。とか思った。

投稿者 YOUCHAN : 13:52 | コメント (2)

2006年9月27日

コアラ

ビックサイトに行くときの駅に
子供達の書いた書道の入選作が掲示してあります。
わたしは今まであまりこの手のお子様が書いた書道に
心を揺り動かされたことはありませんが、
生まれて初めていたく感動したのが下図の「コアラ」です。

コアラ

他の追随を許さない、その力強さ。
…なぜコアラ?
いや、あえてコアラ。そうだ、それだ。

ちなみに、写真は今年の3月に撮ったものです。
何度か行きましたが、その都度「コアラ」に釘付けでした。


…しかし先日、同駅に行ったら、展示作品が入れ替わっていました。
コアラはもうそこにはない。
さようなら、コアラ。

コアラを書いたまゆちゃん、いい作品をこれからも書いて下さい。

投稿者 YOUCHAN : 14:13 | コメント (11) | トラックバック

2006年9月24日

金田一耕助が!

TV見てたら、ANAのSKiPのCMに石坂浩二扮する金田一耕助がぁっ!!!

BGMも犬神家っぽい雰囲気です。
さすがに年取ってるけど、やっぱいいです。
ぼさぼさ頭かきながら、ぶつぶついいながら、
金田一さんが、飛行機乗っちゃってます。
「犬神家の一族」が楽しみになりました。

投稿者 YOUCHAN : 13:34 | コメント (2) | トラックバック

2006年9月15日

HMVっ!

これまでCDをAmazonで買ってたんですが、
検索で出てきたHMVを見たら、輸入版3枚買うと25%OFFですってよ!
あああああ、知らなかった!
でもHMVは重いなぁ。

それにしても国内版はなんでこうも高いんだろ。

●本日のBGM:In Time/Sly & the Family Stone

投稿者 YOUCHAN : 17:38 | コメント (3) | トラックバック

2006年8月 8日

大福の夏

大福の夏

ケータイで撮った大福です。
台風が接近している本日、湿度が高いせいでレンズが曇るのか、
ソフトフォーカスかかり気味です。かわいいでしょ?

久しぶりにFlashのアニメーションをお仕事で作らせていただくことになり、
あれれ、なんかFlashもいいかもーと思いました。
クライアントさんからも、世界観を褒めていただき、ラフのOKをいただきました。

なんだかぐるっとひとまわりして戻ってきたような感じです。

技法にとらわれていたのは、周囲ではなくて、わたしのほうだったのかなぁ。
とはいえ、力のないわたしにとっては、
ぐぐぐ~っと突き詰めるために、技法をまず取り払う必要があったので
Flashを遠ざけていたことは間違ってはいなかったと思います。

公表できるのは、ひと月くらい後です。ていうか、まだ作ってないし。えへ。

投稿者 YOUCHAN : 14:48 | コメント (0) | トラックバック

2006年7月29日

がんばれbk1

今週は、乗り物酔い(電車)とかいろいろあって、
体調がイマイチ悪くてダメダメな1週間でした。

ところで、関係ありませんが、本を買うのに便利なのがAmazonです。
ですが、最近、bk1もがんばっているようです。
「簡単リンク機能」というのを搭載しています。
どれどれ。


横溝正史時代小説コレクション 捕物篇1
横溝 正史著
出版芸術社 (2003.12)
通常2-3日以内に発送します。


…ん~、確かに簡単なんだけど。


でもでも、コレと同じ本を、G-Toolsを使うと、もっと簡単です。

幽霊山伏
横溝 正史
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デフォルトでテンプレートが一杯あるしなぁ~。
個人的には、上図くらいシンプルなほうが使いやすい。


…が、がんばれ、bk1!
個人的には、bk1のマスコットキャラクターの名前が「本多くん」というのがちょいとツボでした。

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2006年7月 3日

レイアウトの変更

個展レポばっかりだった6月ですが、その間、何をしてたかといいますと、
いつもと変わらない日常を送っていました。
変わった点と言えば、個展疲れが2週間くらい取れなくて
寝ても寝ても寝たりなかったです。(最近は、もう普通になりました)

猫も相変わらず元気です。
大福が、ますます甘え上手になりました。

絵を描くことを、もっとぎゅーーーっと煮詰めていくような
突き詰めてゆきたいなぁと思っています。
だいじなことを、いろんなひとから教わりました。
そんなことを考えているこの頃です。

ところで、土日の2日間をかけて、仕事部屋のレイアウトを変えました。
部屋の真ん中を仕切っていた、本がぎっしり詰まったエレクターを
壁側に寄せてしまったので、風通しがよくなり、
私の席にも窓からの風がそよいでくるようになりました。

ああ、助かるなぁ~。効率アップを期待したいです。はは(汗)

レイアウトその1
自分の席から左上側の壁を見た感じ。おもちゃしかないわけではなく
その背後には本があるのです(っていい訳?)

レイアウトその2
左横を向いたら、こういう感じ。上の段は、いただいた名刺とか過去の作品とか
連載の掲載ストックとかをまとめたファイルです。
その下の段は、手前にあるのがこれから読む本&読みかけの本。嬉しい。
背後にあるのが百鬼園先生全集とか読み終わった本。

レイアウトその3
モニター越しにNORIちゃんの作業机があります。
机を向かい合わせにしました。モニターがパーテーションのようになっているので
仕事中は相手の顔が見えません。

投稿者 YOUCHAN : 00:59 | コメント (0) | トラックバック

2006年3月24日

ズゴックさんとアッガイさん

ひょんなことから、NORIちゃんと「スゴックは形状がかわいい」という話になり
「そういえば、シャア専用ズゴックがヨドで山積みになってたよ!」
ということで、先週だったか先々週だったか、用事があって町田に行った際に
ヨドバシに行きました。が、どこにもズゴックの姿はなく、
キレイに売り切れていました。
量産型は一つだけあったのですが、ズゴックに関しては
赤い方が好きなので、ああもうだったらネットで探して買う!と
心に決めて、帰宅しました。

で、来ました。

ズゴックさん

「ジオノグラフィ」というシリーズの出来が一番いい、とNORIちゃんが太鼓判を
押してくれるだけあって、ほんとカワイイです。
背後にはこんなもの背負っております。

ズゴックさん背面

水筒とお弁当です(嘘)

いろんなパーツが付いてて、ゾゴックになるとかなんとかいろいろ書いてありましたが
わたしは1stしか知らないので、そんな駄洒落みたいなMS名を出されても
よくわからないので、他のパーツはさっさと箱に入れてクローゼットにしまいました。
ズゴックさんは、今も私の目の前で、オリエンタル坊やと共に私を見守っていてくれています。

次はアッガイさんがいいな。ぜひともアッガイさんを出してほしいと思いました。

追記;
mixiで盛り上がった「機動戦士アッガイ」OPアニメ

投稿者 YOUCHAN : 19:50 | コメント (2) | トラックバック

2006年2月 5日

アンパンマン・ショー

ニャー速より。感動の涙で前が見えない〜〜〜。

アンパンマン・ショー
バイキンマン・ショー (アンパンマン・ショー B-side)

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2006年1月31日

ナムジュン・パイク

「ナムジュン・パイク氏が死去 ビデオアートの先駆け」(共同通信)

ナムジュン・パイクと聞くと坂本龍一とトーマス・ドルビーを思い出します。
その頃、ビデオアートへの理解が全然できなくて、敷居が高いなぁと感じたものです。
今見たらどうなのかな。少しは理解できただろうか。

73歳とのこと。ご冥福を祈りつつ…。

投稿者 YOUCHAN : 14:56 | コメント (6) | トラックバック

2006年1月 3日

謹賀新年

謹賀新年
写真は大賀です。大賀のバックの額はアンキさんの版画展のチラシ。

今年の年末は、結構ぎりぎりまで仕事をしていたので
二人とも結構くたびれておりまして、なにもしませんでした。
おせちを作るとか、大掃除をするとか、そういうのは特になしです。
掃除は普通にしました。

が、元日にスリルとサスペンスを味わってきました。
それは何かといいますと…NORIちゃん運転で
八景島までイルカに会いに行ってきたのでした!!

…いや〜〜〜、こわいですよ、ペーパードライバー。

でも、帰り道にはずいぶん運転の勘も戻ってきて、
傍で見ても安心できる運転になっていました。


八景島には、シロイルカがいるのです。おりこうさんです。
シロイルカのアタマのぽっこりした部分はぶよんぶよんなんですって。
トレーナーさんが平気でぼぉんぼぉんと押してました。
その弾力が……怖かったです。

シロイルカだけじゃなくて、他のイルカやセイウチ、ラッコなど、
海獣たちがすごーくかわいかったです。


車で出かけて、帰ってきたわけですが、
レンタカーに搭載しているカーナビがあてにならなくて、
なんどもリルートしてました。
どうもタイミングが5、600メートルくらい遅いので、
どの交差点なのかわかんなかったです。
カーナビってそういうものなのでしょうか?

そんな年始でした。

今年も粛々と毎日を大事にして過ごしたいと思っております。
どうぞよろしくお願いいたします。本も読むぞー!

追伸
年賀状は……こ、これから出します…というか、
印刷の上がりが7日なんです。

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2005年12月21日

デザイナーさんは偉い

わけあって、先日NORIちゃんから
CSSというかMovableTypeというかBlogのことを
いろいろ教えてもらいました。
直接作れなくてもいいけど、仕組みくらいはわかっておかないと
いけない事情があったためです。

で、思いました。めんどくさい、めんどくさいよ…。

デザイナーはデザインができるだけじゃ、
もうイメージを形にすることが難しいんだなぁと、
しみじみと思ったわけであります。

イメージを伝えて、誰かわかっている人がそれを汲み取って
表現してくれればいいことなのかもしれないけれど
そんなマッチング、どのくらいの人が実現できるんだろう。
これって、デザインの現場にパソコンが入り込んで以来、
ずっと抱えているジレンマだとは思います。

それにしても、今のグラフィックデザイナーは覚えることが増えているし、
テクニカルな知識を武器にすれば、ある程度デザインのスキルが低くても
世の中を渡ってお金を稼いでいける…という苦い現実もあります。
その逆もしかりで、デザインのスキルがいくらあっても
テクニカルに及べないデザイナーは、どうしても表現に限界があります。

イラストレーターはその辺り、まだ自由度が高いと思います。
表現の方法は何でもいいわけですから。
最終的なアウトプットの段階でデータに落とし込めればいいから
コンピュータは苦手だぁ!って思っても、
Photoshopとスキャナがあればオッケーです。
絵を描くことを投げ出さずに済みます。
デジタル表現とアナログ表現。これはどちらも有効な手段です。

でも、グラフィックデザイナーの方はそうはいかないような気がします。

…なんてことを、ちょっとかじっただけで思い知ったような気がします。
もちろん、言い切ってしまえることばかりではありませんし、
そうではない事例もたくさんあると思います。
世の中は、白と黒の二者択一ではなく、その間には
無限のグラデーションが存在していることは、大前提の話です。

前提に置いたとして、それでも思うのは
自分の表現したいことを自分の力で獲得するために
WEBデザイナーの人たちが日々重ねている努力って
ものスゴイものがあることをつくづく思ったりしました。

Technodelic
Yellow Magic Orchestra
B0000DELA1

関係ないけどグラデーション→Gradated Greyの収録されてる「テクノデリック」。

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2005年11月12日

好もしい

気がついてみたらクロッキー帖がもう1ページもなかったので、
ちょっと気晴らしに隣町の青葉台まで夜、ぷらっと行ってきました。
いつものmarumanのクロッキー帖を2冊と(1冊は予備)、
短くなった鉛筆用のホルダーと、水性ゲルインクのボールペンと、
あとイラストエッセイに欠かせないPINの0.3mmも一緒に購入して
せっかくなので上の階の書店へ行きました。

本屋さんに行くと、いろんな発見があって楽しいです。
そんな中で、間違った日本語を指摘する類の本が目に留まりました。
「〜でよろしかったでしょうか」に代表される、変な日本語。

確かに変だとは思う。

思うのだけど、接客用語として定着してるのは事実なんだよなぁ。
こういうのをいちいち指摘してなにが面白いのかなぁ、と
ぼんやり思いながら、いろんな本を見て回りました。

今、すごく勢いがあるのは、女流作家さんと、手芸本だな。
女流作家さんに、キレイな日本語を落ち着いたタッチ(ココが重要!)
で文章にする人が増えてる気がする。
そして、手芸本には驚かされます。
その装丁、その構成、そのデザイン、その風合い、そのコンセプトに。

むふふ、なんだかいいなぁ〜。よい傾向です。

梨木さんの「りかさん」と「からくりからくさ」が文庫で見つかったので
これを手にとって、他の本もいろいろ見て回ると、
竹久夢二の「春」という文庫に目が留まりました。

「春」というタイトルを付けた理由として、夢二はこう記しています。

「春」という字は音が朗らかで字画が好もしいため、本の名にしたわけです

この「好もしい」という言い回し。
今ではほとんど目にしなくなりましたが、
なんとも優しい響きがあると思いませんか。

言葉はつねに変化して行くものです。
その変化にいちいち目くじらを立てるよりも、
美しいと思うものに目をむけ、それをはぐくむ感性を
大事にしてゆくほうが、よほど健やかだと思います。

そのほうが、ずっと好もしいと感じます。

童話集 春
竹久 夢二
4094042121

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2005年10月25日

貴君、

貴君、

「Flash8のサンプルを作りたいから、なにかグラフィック貸して」と
NORIに頼まれたので、昨年描いた百鬼猫のデータを渡しました。

「『ドラッグしてみろ』って、百間先生ならなんて言うかなー」
「んー、やっぱ『貴君、』から始まって『〜し給え』じゃないのかな?」

ということで、こんな楽しいコンテンツができました。
しかもだから何!?といいたくなるような。あははは。
※要Flash8プラグイン

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2005年9月11日

視点

絵でも映画でも小説でも写真でも、
一日の暮らしの、些細だけれども見逃せない出来事に
はたと気づける作家が好きだ。
ささやかな出来事を介し、人の幸せを祈る。
その視点では、大げさな涙は誘わないかもしれないけれど。

私もそうでありたいと思う。そうなれればと思う。

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2005年8月25日

いつか見たモノアイ

ザク

夏の唯一の思い出。つーかモノアイしか見所なかったような気が…。
これでいいのか!?

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2005年8月 6日

耳コピー80's

近所にあるスーパーのセイフーはダイエー系で、24時間営業で商品が安い。
そして、ずっと気になっていることがある。
藤が丘店だけなのかどうかは知らないけれど、ここのBGMが
延々'80年代 Best Hit USA 状態 である点だ。

(おそらく耳コピーでシンセ1台で作ったような)カラオケ風BGMが
とにかくずーっと流れているのだ。すごいぞー。
今日はTOTOの「Africa」だった。きゃー!この曲好きー!
いや、好きなんだけど…気持ちはわかる、わかるけど、
なぜこの音色?と首を傾げたくなるアレンジにも注目である。

フィルおじさんの「Easy lover」は結構な頻度でかかるし、
ジャクソン5やクラプトン、シンディ・ローパーなどなど、
いろんな意味で満喫できること請け合いなのだ。
そんな数ある名曲のなかでもどうしても納得いかないアレンジが
Tears for Fearsの「Seeds of love」だ。
うーんうーん。そう聞こえるのか?と突っ込みを入れながら
買い物を今日も楽しんでいる。

他の店舗はどんなBGMなんだろうか。気になって仕方がない。

投稿者 YOUCHAN : 23:32 | コメント (4) | トラックバック

2005年7月29日

うたとことば

Media Playerのライブラリに、同じCDが
二重に登録されていることに気がついた。
しかも何枚も。削除しても反映されない。
これはMedia Playerのバグということに片を付けて、
昨日からランダム再生にしている。
ランダムにすると、これがなかなか面白い。
国籍もジャンルもめちゃくちゃ。
こんなCD持ってたんだ、といった発見まである。

音楽といえば、わたしはカーネーションが好きで、
最近こればっか聴いていたのだけど、ひとつ気になることがある。

カーネーションの曲には、
言葉の持つ音程が、楽曲の音程に反映されていない歌詞が多い。
だから、歌詞の意味がよく理解できないのだ。
たとえば

 「秘めやかな湖上を 花びらで埋めてくれ」

という歌詞の「湖上」を、歌では「こ〜じょうを〜」になっている。
「工場を」?…意味が通じないぞ。
歌詞カードを見て、初めてこれが「湖上」と理解した。

似たようなケースでは、ライダーズの「銅線の男」

 「Cupper wire man 昭和のバイキング」

これは「か〜っぱぁわぃや〜ま〜ん…」と聞こえる。
「かっぱは止まん」??なんだ??
カッパがCupperだと思わなかった。

ことばの持つ音程も大事にしてほしい気がする。などと思ったり。

投稿者 YOUCHAN : 17:35 | コメント (0) | トラックバック

2005年7月19日

お買い物袋

たまたまみつけたエコバッグ。これはいい!と思ったのでご紹介。
■ジュート(黄麻)エコレジバッグ 緑

なにがいいってあーた、買い物カゴのサイズに合ってることっすよ。
レジで自分の順番が来たら、さっとかごの中に入れてしまえば
自動的に、レジ打ちの人が購入した商品をバッグに入れてくれるじゃないすか!
こういう、合理的な発想って好きだなー。コンパクトにたためるしね。

ウチも現在、注文中です。到着が楽しみ!

投稿者 YOUCHAN : 00:49 | コメント (6) | トラックバック

2005年7月 5日

キャラクターは誰のもの?

tvkのキャラクター降板事件を読んで、思いました。
なんで番組でキャラクターを残すことを大前提にした上で
話を進めなかったのか?

好きになってくれてた人の気持ちはどうなる?
番組からおろしてしまったら、そのキャラクターは終わりです。

キャラクターっていうのは生みの親だけが作ったものではないです。
物語が進行するにつれて、その性格付けがはっきりしてきて
さらに観客がエールを送ることで、洗練されてくる。
その過程は、作家一人で作れるものじゃないし、
メディアだけのものでもない。ファンのものでもあるんだぞ!

権利や契約のことについては、当事者同士でどこまでもやりあえばいいことです。
でも、死んでしまったキャラクターは戻らない。

原作者と作画者の間でもめた「キャンディ・キャンディ」や
差別問題で闇に葬られた「ジャングル黒べぇ」のように。
「トムとジェリー」だって、オリジナルの吹き替えとナレーションで
見たいのに、それがかなわないのはなぜだ?

とにかく。
キャラクターを殺してはいけない。
それがキャラクターやコンテンツに関わる人の一番の使命だとおもいます。

投稿者 YOUCHAN : 13:44 | コメント (6) | トラックバック

2005年6月21日

誰のせいでもありゃしない

…って、尾藤イサオですか。

誰がこのラフ描いたんだよ!ってそれはオレだぁ〜〜な
ラフを描いてしまったため、描いても描いても画面が埋まりません。
しかも今日はひどい生理痛でダメダメです。

ダメダメな中、問屋さんからTシャツが届きました。
ううーん、ユースサイズはカワイイ!色もキレイ。
1サイズ1色という無茶な要求にもきっちり応えてくれる
問屋さん、ありがとう。
それにしても、いっぱい仕入れてしまいましたが
いったい何枚描く気なのかオレ。

投稿者 YOUCHAN : 23:33 | コメント (4) | トラックバック

2005年6月11日

十代は私の師

ユリイカ6月号の特集がムーンライダーズで、ようやく購入した。
彼らは過去のバンドではなく、過去から現在へずっと続いているバンドだ。
それにしてもわたしがもっとも多感な時を占領したのが
ムーンライダーズ、夢野久作、カート・ヴォネガットだ。

十代…特に高校を卒業して、社会人になる前の2年ないし4年というのは
おそらく人生で一番重要な時期だと思う。

わたしは、いろいろな事情で大学にいかなかった。
高校を卒業したら就職するもんだと思っていた親を
説き伏せるには、学費を自力で獲得できる「奨学生制度」を
導入していた学校を受験するしかなかった。
学費で親に迷惑はかけられない。

デザインの専門学校で学べるだけの学費をなんとか確保した私は
2年間の猶予が与えられた。
田舎の高校卒業者が就職できるのは、「事務か現場」しかなかったのだ。
もっと他の選択肢がないのかを、高校3年の夏になって
ようやく本気で探したんだった。

わたしが入学した学校は、まだできて3年しか経っていなかった。
学校法人は名古屋では大変歴史があり、母体がしっかりしていたので
奨学生を募ることができたと思うが、
学校そのものはとても若く実績がなかったせいもあり、
就職先の斡旋にしたって、周囲の東デや日デにいつも遅れを取っていた。

けれど、当時の環境は、「社会に出てから即戦力となること」を
主眼には置いていなかった。
(実際問題、デザインの現場はすごい勢いでツールが様変わりしており、
しかもデジタルとアナログの移行期に差し掛かる直前だったため
「主眼に置くことができなかった」というのが本当だと思うけれど
それは不幸中の幸いだった)

イラストレーションの担当だった三浦先生が
「B全パネルに絵を描くと、自分でもこのサイズの作品が
描けるんだと自信がわくでしょう?
その感触を、覚えておきなさい」
といった言葉の意味がわかるのは、卒業してから10年以上たってからだ。

卒業してしばらくは、
「学校で習ったことは社会では役に立たない」なんて毒づいていたけれど、
卒業後、「即戦力」の名の下に消耗しきってしまうような教育よりも、
10年、20年とたってテクノロジーがどんなに変化しても
思い出せ、励まされるような教育のほうが、ずっと実りがある。
そう思う。

ウォークマンでムーンライダーズを聞きながら通学した。
課題のテーマに好きな音楽を用いた。
帰りの電車はヴォネガットを読んだ。久作を読んだ。
直接、仕事には反映しないかもしれない。
けれど、今の私を支えているのは、
10代の終わりに抱きしめていた感性だ。

投稿者 YOUCHAN : 20:12 | コメント (5) | トラックバック

2005年6月 9日

宇宙世紀0079

ウチはアニメは全然見ないんだけど、
例外的に二人そろって1stガンダムだけはよく見ていた。
人生の大事なことはヴォネガットに教わった私ではあるけれど、
もしかしたらガンダムもそうかもしれない。
安彦ガンダムも読んでいる。いいね、安彦良和は。

今、プレステのガンダムゲームを毎晩NORIちゃんがやっていて、
ゲーム中、ガンダムの名台詞が流れる。
難しいステージだとその台詞を何度も聞く羽目になる。
ギレンとキシリアのやり取りとか。
しかも、ステージクリアするたびにストーリーの概要を
永井一郎のナレーションつきで流れるので、
それ見たさにNORIちゃんのプレイを眺めてしまう。
昨夜は最後のステージをクリアして、
ラストを堪能した。うーん、いいなぁ。

それにしても、永井一郎は例の「宇宙世紀0079」の
導入ナレーションは、きっと空でいえるんだろうな。
知り合いの、ガンダムオタクのカップルの結婚式では
ぜったい余興でやらされてると思う。
スライドでコロニー落としの絵なんか表示しちゃって。

投稿者 YOUCHAN : 19:54 | コメント (3) | トラックバック

2005年4月19日

叶姉妹についての考察

ある日、わたしはひとつの仮説を立てた。
「叶姉妹は新型お笑いコンビである」

彼女たちは、まず受け答えが完璧である。
キャラクター設定もきちんとしている。
いじめキャラの姉といじめられキャラの妹は、
単純な「ボケと突っ込み」などといった設定を超えている。

そして、ここが一番大きなポイントなのであるが、
彼女たちは場の空気がきちんと読めている。
ただ有名人の嫁というだけでTVに出ている
「金持ち勘違いおばさん」にありがちな
いやったらしさが、彼女たちにはない。

番組収録中に「おなかがすいたから」と
自ら用意した、高級チョコレートを突然食べはじめる叶・姉。
このバランス感覚。もう無敵である。

さらに言えば、叶姉妹のプロフィールが謎に包まれていること。
高級娼婦説がイチバンそれらしい気がするけれど、
チーム叶姉妹(黒服にサングラスのMIBバリのスタッフ)が
彼女らのイメージを完璧に作り上げている、という方が
ぜったい面白いと思う。

トゴルでは叶姉妹=お笑いコンビ説が有力となっている。

投稿者 YOUCHAN : 11:48 | コメント (2) | トラックバック

2005年4月18日

AdobeがMM買収

帰宅してネット見たらこの話題で持ちきりです。
それで、この分析は冷静だなと思ったので、リンクしやす。
さすがりよじさん。
AdobeがMacromediaを買収(ふらぐめんつ)

投稿者 YOUCHAN : 20:36 | コメント (0) | トラックバック

2005年4月11日

地震に備える

今朝、地震があった。けれど、そんなに揺れなかった。
そしたら、四日市のお父さんが心配して電話をかけてきた。
ほとんど揺れてない旨を伝えて、近況をお話しして電話を切った。

「?」と思ってTVを見たら、納得。
首都圏の地震になると、過敏になりすぎてるような気がしますな。
まぁこっちは横浜だし。震源の千葉からは遠いからね。

でも。恵比寿時代の家だったら、
たぶんもっと揺れてただろうなぁとは思う。間違いなく。
(恵比寿の頃は、築60年超の古い一軒家に住んでいた。
 今は鉄筋のマンションに引っ越した)

良明さんの曲「マウンテン」の中の朗読詩で
いんこさんが書いてるとおり
「人の一生は山の一瞬」だと思う。
地球の一生から見たら、人の一生なんて瞬きにも満たない。
地殻変動で今の地形ができたことを思えば、
地震がどんなスパンで来るとか、次はどこだとか、
そんなのは地球にとっては、どこも変わりがないんだろうし
微細なことなんだろうなと思う。

とはいえ。

そういう地上に家を立て、暮らしを営んでる以上、
やれることはしとかないとね。

先日、TV(多分NHKだったと思う)でやってた、
阪神大震災の被害調査の結果を見ると
死因の8割が建物の倒壊だった。
火災などの二次災害は、1割に満たなかったんだよね。
これには、すごくびっくりした。
そして、1980年以前に建てられた一戸建ての半数近く(だったと思う)が
補強を必要としている、といった話題に移っていったのを見て
日本の古い一軒家が問題だってことが言いたいんだなと思った。
うーん、番組の構成としてなかなか巧妙だ。
(数字などの記憶があいまいだけど、大筋として、まぁそんな話だった)

とりあえず、リンクしときます。診断は無料とのこと。
建物の倒壊が免れるだけで、おそらく被害はかなり最小限になるはずです。
日本木造住宅耐震補強事業者協同組合

投稿者 YOUCHAN : 10:58 | コメント (4) | トラックバック

2005年3月29日

英語教師

わたしが夢野久作を初めて読んだのは高校生の頃だった。
当時のわたしは、学校の図書館の先生と仲良しで、
「ドグラ・マグラ」を薦めらたことがきっかけで
どっぷり久作にはまることになった。

その先生からは「家畜人ヤプー」も薦められた。
ヤプーは、あまりにも気持ち悪くて、最後まで読めずに返した。
そのとき、にやにや笑って「どうだった?」と先生に尋ねられた。
「無理でした」と降参したのを思い出す。

絶対に図書館にはないだろうなと思っていた
「音楽王・細野晴臣物語」なんて本を入荷してくれるような先生でもあった。

この先生は、桃井かおり似の、ちょっと物憂げな英語教師だった。
高校入試のときに、監視のため教壇に立っていた。
EPOみたいな出で立ちの派手な女の人だなぁーと
びっくりしたら、私のクラスの英語の教科担任になった。
授業でロッド・スチュワートのテープを流したり、
この先生の授業が大好きだったけど、周囲の生徒からは不評だった。

図書館には、もう一人、英語教師のおじいちゃんがいた。
ノーマン・ロックウェルが描く様な、パイプが似合いそうなおじいちゃんだった。

二人の英語教師は職員室にはあまり行かないで、
図書館脇の教官室にずっといた。
教官室にはストーブがあって、冬になると生徒の出入りが絶えなかった。
「職員室にはあんまり行きたくないんだよね」と桃井かおり似の先生は言った。
派閥があるのかな、なんてそのとき漠然と思った。

高校を卒業して、2年後くらいに
隣町の本屋さんで桃井かおり似の先生に会った。これが先生に会った最後だった。
「先生」
「あらー!久しぶりね」
「今、どうしてるんですか?」
「うん、○○高校に行ってるよ」

公立高校の先生は、ずっと同じ学校にいることが、まずない。
卒業したあとに母校に行ったって、誰も知ってる人はいないのだ。

今頃、先生はどうしてるだろうか。
どこかの学校の図書館で「ドグラ・マグラ」や「ヤプー」を
学生に薦めてるに違いない。きっとそうだ。

投稿者 YOUCHAN : 00:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年3月23日

「状況」は100%か?

友人の日記で、「結婚できないのは100%あなたが悪い」といった暴言の
メルマガに傷ついた、というくだりを読んで思い出したことがある。

わたしの血液型はB型で、それだけで「マイペースですね」とか
「わがままですね」と判断されてしまう。甚だ不本意である。
ちゃんと付き合った上で「わがままだなコイツ」と言われるのなら仕方がない。
とはいえ、NORIちゃんに言わせれば、相当わがままらしいので
あまり言えた義理ではないのだけれど、
一通りの苦難を乗り越えた人だけは、わたしのことを
「わがまま」と呼ぶ資格があると思う。
要は、血液型だけでそう思われるのは、不本意なのだ。

今、TVを見ても、人と話しても、その人の置かれている「状況」だけで
その個性を判断して決め付ける風潮があるような気がする。

たとえば、
  結婚している/していない
  子供がいる/子供がいない
  男だ/女だ
  専業主婦だ/兼業主婦だ
  一人っ子だ/兄弟姉妹がいる

その他、学歴もそうだ。あげれば枚挙に暇がない。
これだけ「個性の時代」と謳っているにも拘らず、
状況に価値基準を置いた論調をよく目にする。

状況とは、望んでもたらされるものばかりではない。
たとえば、「子供がいない」という状況ひとつとってみても、
「産まない」人だけでなく「産めない」人もあることに容易に気がつく。
つまり、状況だけで本質を推し量ることはできない。
それよりも、「置かれた状況下で、この人はなにを学んでいるか」が重要だし、
その考察がなければ、人付き合いなんてつまらないと思うのだ。

先にあげた血液型云々は、そう深刻の度合いは深くはないし
笑ってすむことのほうがほとんどだ。
しかし、深刻の度合いは違えども、根底に流れる問題点は近いような気がする。

投稿者 YOUCHAN : 02:17 | コメント (5) | トラックバック

2005年3月 9日

抜本的花粉対策

国策で植えた杉の木が原因で、
戦後60年目の日本国民の2割が花粉症なら
スギ花粉の花粉症の治療費は国が持つべきじゃない?

でもって、年度末を3月にするのはもうやめよう。
12月に怒涛の年末を終えて、その疲れも抜けきらないうちに
年度末仕事に追われるのって、どうかと。
しかも、花粉症で仕事にならない人が多数いるわけだし。

昔は日本も9月が年度始めだったんだから
(と百間先生が言ってた。明治生まれの人の中学・高校の入学式は9月だったそうだ)
もう一回それに戻して、3月から5月の連休明けまでを長期休暇とする。
あとは、杉の木を使った健康グッズを開発して
おもいっきりテレビとか伊東家とかあるあるで流してもらって、
ばりばり杉の木を伐採する。

わたしが総理大臣ならそうする。何なら採用してもらっても。どう?

投稿者 YOUCHAN : 17:42 | コメント (14) | トラックバック

2005年2月 6日

どうしようもないわ

まじめな話シリーズ最終話(?)。

先月と今月は、人的ストレス(※)があって、
神経質で臆病で直情型で、そのくせ傷つきやすいわたしは
結構この人とのやりとりのせいで、心身ともに過労を極めた。
(思い返せば、この人も直情型だと思う)
その都度、NORIちゃんには、どう対処するかを諭され、
時には盾となってもらい、なんとか大爆発は免れたのだけれど
つくづく彼の処理能力の高さには敬服する。

敬服しつつ、客観的にこの状況を眺めているわたしがいる。

一つ前のエントリーで、百間のどうしようもない部分を
再認識(そして共感)した話をしたのだが、
百間のようなタイプの人に限った話ではなく、
「どうしようもない部分」というのは、誰にでもあると思う。

NORIちゃんは、怒り心頭になることがほとんどない。
とても優しい、穏やかな人だ。
仕事をしているときは、熱く語る一方で、冷静に対応をする。
それは、人を見切った段階で、自分の人生から追放してしまうからだ。
しかも、彼は見切りが早い。(※※)

わたしは、これができない。
自分の人生にカットインしてくる人は、その影すらも
気になって仕方がなくなる。
この感受性があってこそ、こういう仕事ができるのだと
無理やり納得するようにはしているが、
やはり人生を多少生き難くしているようには思う。

どうしようもないのだ。
だから人間は面白い、とも思うのだけれど。

「自分も30代の時は、すぐ爆発した。でも、今はあんまりそうでもない。
年齢を重ねれば、気にならなくなってくるよ」と
Rさんになんとなく諭されたのを、ふと思い出した。


※この手の人的トラブルは、3年に1度くらいの割でやってくる。
 普段は仕事でもめることはほとんどない。神が与え給うた試練かもしれん。
 ああ、駄洒落がこんなところにも…。

※※NORIちゃんにもどうしようもない部分は、ある。でも、それは内緒。
 つーか、なんだかのろけてますか?気のせいじゃないですか?

投稿者 YOUCHAN : 22:23 | コメント (5) | トラックバック

2005年2月 3日

困った人

困ったタイプの人に遭遇すると、いや〜〜な気持ちになる反面、
自分はどうなんだろうか?と本気で振り返ったりもするので、
「困った人」というのは、もしかしたら
そんなに困った存在ではないのかもしれません。
いやほんとに。

投稿者 YOUCHAN : 03:37 | コメント (5) | トラックバック

2005年1月28日

世の中は

手帳を見直していたら、1/16にこんなことを書いていた。
これを書いた時、わたしは余程仕事上のストレスを抱えていたらしい。

世の中は、いいことと、よくないことと、何でもないことの
三つで構成されてるに違いない。

投稿者 YOUCHAN : 23:11 | コメント (7) | トラックバック

2005年1月20日

言の葉

昨日届いた巻上さんのメルマガに

 いいたいことをどうやっていわないか
 いえないことをどうやっていうかが
 本年の大きな課題です

ってあった。
これは響いた。美しい言葉だなと思った。

投稿者 YOUCHAN : 16:57 | コメント (2) | トラックバック

2005年1月19日

ミスタードーナツ

昔からミスドの福袋はすごいと評判で、スグに売切れてしまう。
入っているのは、過去のグッズ(特に原田治大好きだったし)と
ドーナツ10個、で1000円。
高校生のときから気に入ってて、でもなぜかいつも買いそびれていた。

そしたら!こないだの年末、青葉台のミスドで「福袋」ののぼりが。
今ってどうなのかな思って買ってみたら、すごかった。
入っていたのは、しっかりしたカバーが付いて
リフィルもちゃんとついた、システム手帳とグッズ数点、
そしてドーナツ10個引換券と、割引券1冊。
さらに、システム手帳にも割引券が入っていて、
いったいいくら割り引いているんだろうといった感じ。
ミスド好きにとって、総額これで1000円は安い。
(割引券を使わなかったらあんまり意味ないかも)

昔は、10個ドーナツがすでにパックされていて、
有無を言わさずフレンチクルーラーやらエンゼルクリームやら
甘いやつを無理して食さねばならなかったが、
今回は引換券なので、好きなときに好きなドーナツを
食べれるというのがいいと思った。

そして、入っていたシステム手帳は、
現在、猫のえさやり&成長記録手帳として活躍。
(大賀がダイエット中なので、1日に何グラムのフードを食べたか
記録しておかなくてはならないのだ)
手帳の中身も、コンテンツが充実していて楽しいし、
書きやすいしよく出来てる。

福袋で損しないのはミスドくらいだよなと思いました。

投稿者 YOUCHAN : 04:38 | コメント (9) | トラックバック

2005年1月15日

占いブーム

細木センセの顔を見てふと思ったのですが。

「自分の身に降りかかってきた悪いことすべて」の原因を、
「運」や「方位」のせいにしてはいけないような気がします。
占いに頼りすぎて、反省する機会を失ってしまうと、
同じことを繰り返す原因にもなる。
そっちの弊害のほうが、よっぽど怖いです。

あくまでも占いは縁起担ぎ程度にして、
なにごともほどほどに、というのがよろしいかと。

投稿者 YOUCHAN : 16:34 | コメント (4) | トラックバック

2005年1月 7日

件さんといっしょ

E-spaceの営業ツールは、手作りの作品集である。通称「A4ファイル」。
メンバー有志が一人一ページを割り当てられて、自由にアピールをする。
来週、そのファイリング作業があるので、
今日はA4ファイル用の作品を印刷した。

掲載する作品やプロフィール、レイアウトも新しくしてみた。
さらに今回は、名前のヨコに、自分の写真を入れようかなと思った。
前回までのA4ファイルに写真は入れてなかったんだけど、
写真があるほうが、こういう人が描いてるんだなってわかって
やっぱいいかなと思うようになったのだ。

と、そのとき。閃いてしまった。

2005年のわたしのプロフィール写真は、あこがれのこの人との2ショット!
ほれ!

件さんといっしょ♪

…って人じゃないけどな。

投稿者 YOUCHAN : 00:02 | コメント (5) | トラックバック

2004年12月18日

箱入り息子

箱入り息子

すっぽり。

投稿者 YOUCHAN : 00:08 | コメント (7)

2004年12月16日

これでわたしも一人前?

2年前のグリクリの銀座展のために
わたしが描いた子供たちのイラストに、とっても似た絵を、
Web制作会社年鑑2005の144ページに見つけました。

どう似てるかというと、絵は2枚ありまして、

この子の服を着て
c_boy_football.jpg

この子と同じ構図でぬいぐるみを抱っこした絵が1枚。
c_girl_kuma.jpg

もう1枚は、
この子の様にラブレターを持ってハートまで飛んでて
(ハートの位置は左右対称になってましたが)
c_boy_loveletter.jpg

そして、この服のシルエットに似たジャンパーを着ていました。
c_boy_chai.jpg


モチーフとか構図とかが、すごく似ていて、ビックリしました。
どんな絵かは、ぜひとも書店でお手にとってごらんください。
144ページです。

ちなみにトゴルも同じ本の118ページに掲載されています。

※追記
この144ページさんのWebサイトのトップに、
この絵が使われているという報告をいただきました。
サイトを見に行ったところ、どうやら時間帯によって絵を切り替えるらしくて
該当する絵が見れなかったのですが、
ご報告くださった方のお一人が、万が一のために…と、
キャプチャーまでとっておいていただいてました。
(Kさん、ありがとうございました)
そのキャプチャーはコチラです。

投稿者 YOUCHAN : 02:37 | コメント (18)

2004年12月15日

ファインマンさん(2)

ファインマンさんは超天才
ファインマンさんは超天才

こっちから読もうかな。
オススメいただいてるし、上下巻はもし性に合わないとき挫折感が大きいし。

…と思ったら在庫切れだー!古書で探そかな。登録しとこう。

投稿者 YOUCHAN : 21:37

ファインマンさん

青葉台のブックファーストで見つけて以来、気になっています。
Amazonのギフト券が余ってるので買ってみようかな。
面白いですか? この人。

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉
ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉

投稿者 YOUCHAN : 02:01 | コメント (9)

2004年12月14日

好みの問題

先日のゑいじうの展示を見たという方から封書が届く。
漱石に関する集まりがあるので、ぜひどうぞ、という
とても丁寧なお手紙と、その集まりの趣旨の書かれた
雑誌の切抜きが同封されていた。
内田百間をモチーフにした作品(今回は「件」)を
展示していたからであろう。

がしかし。わたしはあまり漱石を知らない。
百間が崇拝する漱石を、百間ファンがどのくらい好きなのかはわからないが
わたしは、ちょっと漱石先生の作品は鼻に付く。
皮肉や風刺がきついので、あんまり馴染めない。

そういえば、ヴォネガットをモチーフにした展示を見た方から
「SFとか幻想的な作品が好きなのですか?」と聞かれた。
そうでもない。実際、いろいろ読んでみたけど、SFはどうも面白くない。
(ブラッドベリはよかった)
わたしは久作がすごく好きなので、探偵小説もいろいろ読んだけど
やっぱ面白くなかった。(江戸川乱歩と横溝正史はよかった)
中学生のとき、山下達郎が好きで、彼が紹介するドゥワップとか
ビーチボーイズとか聞いてみたけど、結局続かなかった。
(モータウンはよかった)

わたしが好きなのは、百間であり、この時代の小説ではない。
久作が好きなのであり、探偵小説ファンではない。
ヴォネガットが好きなのであり、SFファンではない。

自分の趣味をモチーフにして、今後作品を展開していく上で
この手の誤解だけはなるべく避けねばならない。
モチロン、完璧には無理。
でも、人をがっかりさせることだけは避けたい。
よく考えて描かなくちゃ、と思っています。

投稿者 YOUCHAN : 00:49 | コメント (11)

2004年12月13日

大福

カフェ大福「みや太朗くん」

ウチの猫の大福にそっくりです。美味しいのでしょうか?

投稿者 YOUCHAN : 18:51 | コメント (6)

2004年12月 9日

血液型番組ネタ

いつも巡回している友達のBlogで、
今日になって血液型番組ネタのエントリーがいくつもあって
すごい面白い傾向だなと思った。しかもいずれも女性であった。

ドラクエネタが重複したとき以来のヒットですね。

投稿者 YOUCHAN : 17:08 | コメント (5)

2004年12月 6日

リキテックスじゃない

最近、よく「Macで描いているんですか?」と聞かれる。
そのたびに、わたしは
「デジタルです。でもMacじゃないんです」と答えるが
「そうですか〜。Macで描いたように見えないですねぇ」
といわれる。

ここで言う「Macに見えない」とは
「デジタルっぽい硬さのない、自然な描画ですね」
という誉めコトバなので、ありがたく受け止め、
もうそれ以上は言及しない。

ふと思い出した。

昔、アクリル絵具で描いてたとき
「リキテックスで描いてるんですか?」
と聞かれた。

わたしはリキテックスのデザインが好きじゃなかったので
ホルベインのアクリラを使っていた。だから、
「アクリルです。でもリキテックスじゃないんです」と答えるが
「そうですか〜。リキ使う人、増えましたよねえ」
と返された。

時代はめぐる。次はなにがくるのだろう?
とりあえず。
わたしはアクリル絵具を使うときは「今も」アクリラです。

投稿者 YOUCHAN : 00:05 | コメント (7)

2004年11月24日

意味違います

…TV見てて、も〜〜〜気になって仕方ないのですが、
「確信犯」の意味違います! そこのアナタ!

「確信犯」とは、「悪いとわかっていながら、わざと起こす犯罪」のことではなく、
「自分の信念に基づき、正しいことだと信じて起こす犯罪」のことです。
『確信犯的な行動ですね』云々といった発言をするコメンテーターの
およそ80%が使い方間違ってます。

でも、おそらく20年後くらいに、上記2通りの意味を持つ言葉に変化するのでしょうね。

投稿者 YOUCHAN : 00:13 | コメント (8)

2004年11月21日

言海

言海
大槻 文彦
筑摩書房
2004-04


by G-Tools

先日、本屋さんにいったとき、平積みになっていたのを見て非常に驚いた。
これを復刻してくるちくまってすごい。

コトバは日々変化するもの、という金田一先生の教えは正しいと思うし、
その変化の中でわたしも生きているのだから、そういうものだとしか言いようがない。
言いようがないのだけど、なにか物足らないと思うのは
尋常ではない数のコトバが壊死しているからではないか、と思う。

生き残った数少ないコトバを駆使し、機関銃のようにまくしたてて多くを語るより、
豊富なコトバを知った上で選りすぐり、本質を表現できたらと思う。

言葉の海と書いて「言海」。
なんとも美しい名前の辞書ではないですか。

投稿者 YOUCHAN : 23:27 | コメント (2)

2004年11月17日

オリエンタル

昨日届いた箱。こんなステッカーが貼ってありました。

オリエンタルステッカー

その中にいたのは、オリエンタル坊やの首振り人形です。

オリエンタル坊や

投稿者 YOUCHAN : 12:39 | コメント (9)

2004年10月23日

スタイルよりスタンス

いい言葉だな。わたしの信条であるし、そうであり続けたい目標でもある。

投稿者 YOUCHAN : 16:42 | コメント (2)

2004年10月19日

アイコン博物館

アイコンミュージアム

たまたま発見。
HONDAのサイトを見ても見つからなかったので、忘れないようリンク。

投稿者 YOUCHAN : 11:00 | コメント (9)

2004年10月15日

椅子でテーブル

Table=Chest
これは面白いです。ビックリしました。テーブルなのに椅子になります。
詳細は画像をクリックして見てみて。

投稿者 YOUCHAN : 00:21 | コメント (6)

2004年10月 4日

シゴトは難しい

E-spaceのBBSに見過ごせない内容のリンクが貼られていた。

「週刊女性」での挿絵連載途中降板について抗議します。

私なりの見解を、だらだら書きます。

雑誌連載って、人気があれば継続するし、なければ終了。
それが当たり前だと思っていた。
基本的に今まで終了したわたしの連載は、
(雑誌の廃刊もあったけど)先方の都合によるものだ。
でも、それは仕方がないと思っている。

わたしの場合は、お気楽イラストエッセイなのだけれど、
今回の抗議内容にあるような「挿絵連載」というケースについては
おそらくちょっとニュアンスが違うだろう。
小説とリンクした挿絵であるはずだ。コレが一番大きいかな。

でもね、抗議するほど大事なシゴトであれば、
最初に「連載終了まで描きます」みたいな契約を
結んでおくのがホントは筋なんだろうなぁと思った。

雑誌の場合、契約ってほとんど結ばない。

リンク先にあるように、もしこれまでも、
不当な扱いを受けて泣き寝入りをしているイラストレーターが
たくさんいるような媒体なのであれば、たとえ雑誌であっても、
契約書は締結しないといけないのではないだろうか。

契約書とかの話すると嫌がる会社は多い。
当然、仕事は減る。
激減する。

それでも契約書をがんばって締結してくれる会社だって
(少数派ではあっても)ちゃんと存在するんだから、
そういうとこと仕事をしていかなくちゃ。
…と、結局そこに落ち着くわけなんだけど。

雑誌の場合は、どうなんだろう。なんかうまいことできないかなぁ。
前例ができればいいのだろうけど。
雑誌連載時における、掲載保障契約、みたいな感じか?
最低何ヶ月の掲載を保障します。
それ以上の掲載についての契約は自動更新。
みたいな感じでしょうか。

とりあえず、この抗議をしてるイラストレーターさんには、がんばっていただきたい。

フリーのイラストレーターは、決して弱者ではありません。

投稿者 YOUCHAN : 17:56 | コメント (10)

2004年9月19日

青空百†

青空百†

日曜の朝は ヤダ♪

投稿者 YOUCHAN : 16:58 | コメント (4)

2004年9月11日

阿房外出

垂逸さんと「そのうち阿房バスでもしますか?」なんて
ほのぼのとした会話をしているとき、ふと思った。
目的のないお出かけ 阿房外出とは、
これすなわち散歩である、と。

今わたしがやってみたいのは、
百蠕萓犬班†ゲ菁譴†い燭箸†發錣譴訃貊蠅鮨劼諭†
ただ一人写真をとってくる というツアーである。
市ヶ谷・飯田橋周辺を半日くらい、てくてくと。
(撮影するという目的があるので、阿房外出ではない)

そのうちやってみようと思う。ステホテは行かないと思うけど。

投稿者 YOUCHAN : 23:42

2004年9月 8日

平和のたいまつ

マイケル・ムーアがインタビューで答えた
「平和のたいまつ」という言葉、印象的でした。

第二次世界大戦後、日本は世界で、平和のたいまつのような存在だったはずだ。
60年大事にしてきたものを、ブッシュの貢ぎ物にしてしまった。
それで日本はより安全になったのかい。

17日に国民保護法が施行されます。

投稿者 YOUCHAN : 00:29 | コメント (3)

2004年9月 7日

シチュエーション

写真といえば、最近ぶったまげたのがコレ。

大江戸鎖里番SHOW! 鈴木慶一翁の巻

ラジオの収録でなぜここまで…といいたくなるような、その心意気が好きだ。
目で見えるものすべてが大事なんじゃなくて、
シチュエーションが大事ってコトなのかもしれない。

投稿者 YOUCHAN : 12:41 | コメント (4)

2004年9月 5日

なぜ人を殺しちゃいけないの?

この答えを明確にできる人ってどのくらいいるのだろうか。
ロシアの惨劇は教訓なのだろうか?
「その惨劇」を招いた原因がわかればいいことなのだろうか? それとも…

why?

(ずっと前に描いた絵です。気恥ずかしさを振り払い、掲載)

投稿者 YOUCHAN : 19:21 | コメント (12)

2004年8月31日

経済は常に成長する

…というのは神話だ、と某所で甘木さんがいった。
まったくそのとおりでございます。
生きてゆくのに最低限必要な利益でいいじゃないか。

投稿者 YOUCHAN : 00:00 | コメント (14)

2004年8月27日

めでためでたの

唐突ですが。昔、撮影した福助。縁起がいいねぇ。

福助

めでため〜でた〜の〜わかま〜つさ〜ま〜よ〜ぉぉ♪ の続きは
「枝も栄えて 葉が落ちる」だった。知らなかった。
宴席で歌う類のものだと思うけど、手放しにめでたがってるだけじゃなくて
結構自戒の意味もこもってるのかな。

と、ふと思ったので記しておくなり。コロスケなり。

投稿者 YOUCHAN : 13:23 | コメント (2)

2004年8月22日

COVOの食器

MilMil Suppwang Lサイズ 6個セット

昨日のFireKingのマグもかわいいけど、こういう食器も捨てがたく。
忘れないようリンク♪(つーか逃避とも云う)
※例によってクリックで詳細でます。

投稿者 YOUCHAN : 00:21 | コメント (2)

2004年8月20日

スタッキング・マグ

FIREKING ファイヤーキングスタッキングマグ(オレンジ)

最近知ったFireKingというアメリカ製のマグカップ。
ぼけ味がいいというか、なんとも懐かしい感じがとっても気になる。
なので、忘れないようリンク。
かわいいなぁ。オレンジとグリーン、イエローあたりを
スタッキングしてみたいなと思った。
※写真をクリックすると詳細が見れます。

投稿者 YOUCHAN : 23:27 | コメント (4)

2004年8月16日

気になった

Mr.P One Man Try テープディスペンサー アイボリー

昨年、Tさんの新築祝いでお邪魔したとき、Tさんの書斎の卓上にあった
イカシこいたテープディスペンサー。最近よく見かけるようになった。
※画像をクリックすると詳細が見れます。

投稿者 YOUCHAN : 03:25 | コメント (4)

2004年8月13日

気になる

ジョニー・ジッパー

無口な覆面レスラー、ジョニー・ジッパー。
そりゃ無口だわ。口チャックだもん。気になるなぁ、これ。

ファミリーもあるらしい。

ジッパー・ファミリー

左からレディー、ジョニー、ベビー、下がドッグ だって。いいなぁ、これ。
※画像をクリックすると詳細が見られます。

投稿者 YOUCHAN : 23:48 | コメント (3)

2004年7月28日

7

善い人は死んで七日目にして生まれ変わり、
そうでない人は7x7日の四十九日目にして生まれ変わる、
というのが仏教の言うところの輪廻転生らしい。

田中さんが昇天して一週間。
あんなに善い人はいなかった。間違いなく、もう生まれ変わったことだろうと思う。

田中さんが亡くなったと聞いて、イメージが重なったのが
ヤナカのアンキさんこと、版画家の谷中安規(たになかやすのり)である。
田中さんは48歳、アンキさんは49歳と、
年齢が近かったせいもあるかと思うが、
おそらくこの二人は、その表現も含め、生きることへの
ひたむきさにおいて、私の中で重なるものがあったんだろうと思う。

以前届いた「日没閉門」は内田百衄†渋紊凌鑄†犬任△襦†
大正期から執筆していた百蟆Г†⊂赦†40年代に出版した最後の随筆集では、
水洗トイレや、新幹線のことに言及している(これがテーマということではない)。
長く生きることは、やはりいとおしいことだと思う。
田中さんやアンキさんの、ひたむきな短い生と対照的なように見えて、
実はとても近い何かを感じる。

引っ越してきてから、この白い壁に穴を開ける勇気がなかった。
けれど、田中さんからもらった(最後の)須田帆布カレンダーと
アンキさんの展覧会のチラシを、今日、壁に貼った。

投稿者 YOUCHAN : 19:31 | コメント (2)

2004年7月20日

Hi-Fi6色印刷

ずいぶん長いことお世話になっている
ポストカードの印刷会社のチラシをみてビックリした。
それは6色印刷と4色印刷との比較サンプルだった。

Photoshop上でCMYK変換するたびに
色が沈むのをまあしょうがないか〜と思っていたのに、
Hi-Fi6色印刷ではRGB入稿なんだよぅ。
わかりやすくたとえると、青紫系の鮮やかなブルーが再現されてる。

しかもしかも、暑中見舞いを印刷した後に知った。
くやしー。くやしー。くやしー。

興味のある方はコチラを見てください。

投稿者 YOUCHAN : 15:05 |