トゴルはドゴルぢゃないよ

今年は年賀状が今日になってもわっしわっしと届く。
皆さん年末進行がまだ終わってないんじゃないでしょうか?
ウチは21日が無事に迎えられることを祈るのみ。

ところで、うちの会社の名前は「トゴル・カンパニー」だけど、
2割くらいの人が「ドゴル・カンパニー」って書いて来る。
まぁ人の会社の名前だし、当事者ほど思い入れがあるわけもないので
しょうがないんだけど、
何度も聞かれることなので「トゴル」の由来をお話します。

「とごる」は、NORIちゃんの生まれた三重県四日市で、
「とこる」は、わたしの生まれた愛知県の三河地方で
普通に使われている方言です。

ただ、同じ愛知県内でも「とこる」を使わない地方もあります。
県をまたいだ四日市で偶然にも共通の方言があるというのは、
なんだか珍しいな、と思い、「とごる」を社名にしました。

その「とこる」「とごる」ってどういうことかと言うと、
カップスープの底にたまってるどろどろであったり、
コーヒーの底にたまってる砂糖のどろどろであったりします。
「砂糖がとこっとるー」と使います。
標準語に直せば「溶け残っている」が一番近いと思います。

でも、方言の「とこる」「とごる」のニュアンスまでを
きちんと言い表せている標準語って、ないです。
近いコトバはあっても、そのものに翻訳はできないような。

方言って面白いなと思います。

ということで、「トゴル・カンパニー」です。
よろしくお願いします。