ガカンとリョウメイDVD

今回のお仕事で、わたしはＤＶＤの画面に出てくるメニューのほか、
盤面、ライナーノーツ、パッケージ、それからフライヤーのデザインを担当しました。
そのため、グラフィックデザイナーモードで1ヶ月すごしていたのですが、
絵を描けといわれても、すらすらと出てこなのに驚きました。
（1月に描いたYIGの連載は、結構大変でした。）

なのに2月は絵をいっぱい描かなくてはならないのです。
描けるのだろうか？という不安でいっぱいです。(※)

デザイナーというのは、右脳的であるように見えて
左脳が占めるエリアが大きいんだなとつくづく今回思いました。
そして、絵を描く行為というのは、やはり右脳的です。

私自身は、左脳的な仕事は達成感もあるし、
もともとグラフィックデザイナーだったので、こういうことは得意だし、
気持ち的にはとても楽なのです。
が、本業はやはりイラストレーターなので、そればかりはやっていられない。
そこで、マウスを鉛筆に持ち替えてクロッキー帳に向かうと…とても怖いのです。

常に手を動かして絵を描いてる状況であれば苦じゃないのに。
「うまくできるだろうか」「描けるんだろうか」という不安は、
今回のようなグラフィックデザインや、Flashの仕事をやった後には
ものすごく感じます。とても不安で怖いです。しかも、いつもです。

ちゃんと準備体操をして、体を温めてからプールに入らないと危ないよ、
っていうのに似てるかな、という気がします。

…あら。何の話だっけ？

ガカリョウDVD、買ってくださいね。

(※)実は昨日から描き始めています。手がだんだん動いてくるようになって、ちょっとだけほっとしています。