どうしようもないわ

まじめな話シリーズ最終話(?)。

先月と今月は、人的ストレス(※)があって、
神経質で臆病で直情型で、そのくせ傷つきやすいわたしは
結構この人とのやりとりのせいで、心身ともに過労を極めた。
(思い返せば、この人も直情型だと思う)
その都度、NORIちゃんには、どう対処するかを諭され、
時には盾となってもらい、なんとか大爆発は免れたのだけれど
つくづく彼の処理能力の高さには敬服する。

敬服しつつ、客観的にこの状況を眺めているわたしがいる。

一つ前のエントリーで、百間のどうしようもない部分を
再認識(そして共感)した話をしたのだが、
百間のようなタイプの人に限った話ではなく、
「どうしようもない部分」というのは、誰にでもあると思う。

NORIちゃんは、怒り心頭になることがほとんどない。
とても優しい、穏やかな人だ。
仕事をしているときは、熱く語る一方で、冷静に対応をする。
それは、人を見切った段階で、自分の人生から追放してしまうからだ。
しかも、彼は見切りが早い。(※※)

わたしは、これができない。
自分の人生にカットインしてくる人は、その影すらも
気になって仕方がなくなる。
この感受性があってこそ、こういう仕事ができるのだと
無理やり納得するようにはしているが、
やはり人生を多少生き難くしているようには思う。

どうしようもないのだ。
だから人間は面白い、とも思うのだけれど。

「自分も30代の時は、すぐ爆発した。でも、今はあんまりそうでもない。
年齢を重ねれば、気にならなくなってくるよ」と
Rさんになんとなく諭されたのを、ふと思い出した。


※この手の人的トラブルは、3年に1度くらいの割でやってくる。
普段は仕事でもめることはほとんどない。神が与え給うた試練かもしれん。
ああ、駄洒落がこんなところにも…。

※※NORIちゃんにもどうしようもない部分は、ある。でも、それは内緒。
つーか、なんだかのろけてますか?気のせいじゃないですか?