入手した本

「ご冗談でしょう、ファインマンさん」が終わったので
さらっと読める文庫を1冊…と思い、近所の書店で
山口瞳の礼儀作法入門を購入。
百間先生を読むなら、その周辺を押さえておこうと。
パラパラ拾い読みするだけで半分くらい読めてしまうライトな本。
礼儀作法入門

山口瞳を調べているうちに、非常に気になったのが「血族」。
ライトな読み口の他の作品とはガラリと異なるらしい。
んー、やっぱそっちが気になる気になる。
文庫にしようかと思ったら、古書でハードカバーで300円。
早速これを購入した。
到着した古書は、すこぶる状態のよい、美品でものすごく得した気分。
しかも装丁は田中一光。びっくり。

血族
※「血族」の装丁。函に入っている。ちなみに、文庫版はコチラのリンクから。

時を同じくして、百間「恋文・恋日記」を発見。
古書で、1,400円と非常に良心的な価格だったので、即買い。
昨日届いて早速パラパラと。あーこれはとめられない。
ということで、読みかけの「礼儀作法入門」を鞄から出し、
重たい「恋文・恋日記」を放り込んで出かけた。
明治〜大正期に、百間が妻となった清子に宛てたラブレターと
「愛する清さん」に関することだけを綴った日記。
明治の文章だから、読みにくいことこの上なし。
しかし、それを乗り越えてでも読み進めたくなる面白さ。
明治の人ってこんなにも愛情表現がストレートなの!?とビックリする。
「礼儀作法入門」は仕事机に。ちょっとの合間にパラパラと。

恋文・恋日記
※「恋文・恋日記」装丁。文庫化が待たれる。

「ファインマンさん 最後の授業」は定価で購入。ギフト券使ったけど。
現時点でほしい本は一通り揃った。あとは「ファインマンさんは超天才」を残すのみ。