わきあいあいのお葬式

昨日は朝の6時過ぎの新幹線で名古屋に向かい、
そこから名鉄とタクシーを乗り継ぐこと1時間半、伯母の葬儀会場へ。
朝10時からの葬儀に間に合わせるには、その時間に出るしかないのだ。

会場に着くと、いとこたちが集合していた。
「こういうときじゃないと会わないのってよくないわねぇ」

出棺のときは、皆泣いていたが、その後、マイクロバスで移動した先の
火葬場の待合室では、出された助六を食べながら、
ケータイのアドレスを交換しあったり、わきあいあいと楽しい時間をすごした。

そして、「このあと、また葬儀会場で初七日を済ませますので」
ということで、またマイクロバスに揺られて会場に戻り
初七日法要を済ませる。

そしたら、また食事が出た。これまで見たことないような大きな仕出し。
持ち帰ることが前提らしく、女性陣はちょっと口をつけて、
備え付けの風呂敷に包みだした。
伯父たちは、がっつりと食事をしていた。
さっき食べた助六はどこに行ったんだろう!?

香典返しの大きな袋をさげ、その上、わたしたちは
仕出しを二つもって帰ることになった。
ひとつはNORIとわたし二人分の仕出しをあわせたもの、
もうひとつは「遠くからありがとうね」と、出口で渡された新しい仕出し。
大荷物で持ち帰ることになったわたしたちは
この地方の冠婚葬祭の恐ろしさを、うっかり忘れていたことを悔いた。

夕方、四日市のNORIちゃんの実家に寄った。
四日市の実家で、仕出しを見たおばあちゃんと弟さんが
驚愕していたのは言うまでもない。
「この荷物、結婚式かー!?」


帰宅したのは、最終電車。くたくたでした。
なんだかにぎやかで、穏やかで、でもやっぱり悲しくて
でもでも、いいお式でした。

伯母さん、これまでいっぱいありがとうね。