スキップしたい

Sparks仕事も押しているので、ホント言うと浮かれている場合ではないのだけど、年始から情報が錯綜していたSparks来日の詳細が正式に発表されて、わたしを含めて(ごくごく限られた)わたしの周囲は色めき立った。チケットをどうするか、スタンディングか着席か、大阪どうするよ、東京は二日ともか、その他いろいろ、とにかく落ち着かない! メイル兄弟の人気が日本で高まっているのだろうか、それともそれはごくごく限られた身内だけの話なんだろうか、東京2daysはそもそも会場埋まるのか、いや、それどころかチケット争奪戦になるのでは、などなどといった心配(?)が駆け巡った。言えることは、2006年の来日公演と、去年のフジがよかったから、みんな興奮している。しかも今年は前座がない! うっ、嬉しい!!

と、興奮冷めやらぬ中、一時Sparksの公式サイトから来日公演の日程が下げられたときに、ちょっとこれは落ち着かなくては、と思い、ずっと懸案だったライブDVDの「Dee Vee Dee」を買うことにした。Sparksファンの友人がUKのAmazonで買って、思ったより早く来たとか、内容が良かった話をしてたので、思い立った。というのも、コレ、PALしかないのだ。日本で買うのはムリで、海外から買うしかなかったので、うだうだしていた。でもPALならPCで見られるし、それにいつまでもうだうだしてても仕方がないから、もういいよ、買うべーと思ってUKの密林に行ったら、あれー!?売り切れてるじゃん!! USも売り切れ。これは困った。どうしようか、と思ったときに見たのが本家、Sparks Mart

素っ気ないほどのインターフェイスと安い送料($5)に不安を覚えながら、まぁ長々放置しておいたんだから、いつ来たっていいやーと思い、ぽちっとした。NORIからは「船便じゃない?だったら下手したら三ヶ月後とかになるかもよ」と言われるも、もーいーよと思った。それが先週の金曜日のこと。

注文して実は結構スグにこのことは忘れていたのだけど、昨日ポストに封筒が入っていた。なんか買ったっけ?と取り出してみたら、あらー、DVD!? びっくりした。一週間で届いたよ、Dee Vee Deeが!偉いぞ、Sparks Mart!!

仕事を終えて夜に見だしたら、もの凄くいいライブ過ぎて、やばいなと思った。2006年に見たSparksの来日公演とほぼ同じ構成で、こんなスゴイモノを結構間近で生で見れて、途方もないほどの幸せモノだったなぁわたしって、と感動した。気持ちを落ち着かせるためにDVD買ったのに、却って火をつけてしまった。どーしよう。チケット来るまで落ち着かないよ(ってまだ買っても居ませんが)。

デヴィッド・バーン

と、とここまで書いて、ふと思い出した。27日はデヴィッド・バーン(写真)の来日公演に行くんだった。バーンだって相当好きなミュージシャンなのに、遙か先の4月のことが気になって仕方ないのは、4月と今とでは状況に差がありすぎるからだと思う。

4月は、前半にミレージャ・ギャラリー(銀座)のグループ展「ベストアーチスト展」に参加予定で、後半はFIELD(大手町)のグループ展「ムーンライダーズ・トリビュート展」に参加予定(※)なんだけど、Sparksの来日が個人的に忙しい状態の時なので、その不安もあって非常に心配な気持ちでいる。どっちにしても、作品は展示までには描き上がっているはずなので、体調さえ壊さなければ万事オーケーなはずだ。一足飛びで来日の当日になればいいのに。時間がスキップしてほしい(ただしスキップした間に仕事と作品の制作両方がちゃんと完了していることが大前提)、と本気で思う。特に仕事は進めているからまだしも、他の準備が全く手つかずなのに、どんどこ予定だけが埋まってゆくのは怖い。待ち望んだ来日日程とこんなに予定が被るとは。贅沢な悩みだったと後から振り返って思えれば良いな。という気持ちの一月。

※展示の詳細は近くなったら正式に告知します。どちらも新作を描く予定なのですが、特に2月が忙しいので、描く時間があるのかちょっと不安。が、がんばります。