Mebiusを使ってみた その2

Mebiusモニターレポートその2 です。「Mebiusをいったいいつ使うのか」模索しながらの導入となったのですが、デスクトップPCを立ち上げるほどではない用途のときは、ノートのほうが気楽だと気づきました。当然のことながら、デスクトップは仕事机に向かう形です。しかしMebiusならリビングのテーブルでリラックスモードで作業できる。いや、なかなかよいです。

ただ、私自身、どうしても液晶パッドがなじまずストレスになっていたので、マウスをつなげることにしました。PCに自身を合わせるのではなく、ライフスタイルに合った使い方ができることのほうが重要です。MebiusにはUSBコネクタが左に2つ、右に1つついているので、右に差して完了!

グラフィックソフトはどうするか

マウスも導入して、快適さを増したMebiusたん。インターネット接続は大前提として、ノートPCで作業できるとよいなぁと思ったのは、第一にメールチェック、第二にブログの更新です。前のエントリーで、Gmailが快適に動くブラウザ環境としてGoogle Chromeをチョイスしたことは記述しましたが(IEでは重くてまともに動きませんでした)、次に考えなくてはならないのは、画像処理をどうするか、です。ブログの更新に写真は必須。その写真画像をリサイズしたり、明度を調整するなどといった加工は欠かせません。

通常なら、PhotoshopなりFireworksなりで画像の加工をしていましたが、さすがにこのMebiusのスペックでAdobe製品を動かすのは無理がある。いや、それ以前に最近のAdobe製品はインストールに果てしない時間がかかるので避けたい。そう、このメモリ環境(モニター中はデフォルトで動かすのを前提にしたいので、メモリの増設はしてません)でスムーズに動くグラフィックソフトは何があるのか!? という最大の疑問にぶちあたりました。

そこで、チョイスしたのが、ネットで話題になっている「Paint.net」というソフトウェアでした。PhotoshopやPainterをしのぐ機能が満載とうわさのアプリです。使えるかな~。インストールはあっという間でした。起動も早い。この狭い画面の中で、重なり合うツール群が半透明表示されるのはなんとも心憎い!

Paint.Netキャプチャー画面

壁紙用に準備した画像を開いていろいろ試してみたところ、ストレスなくさくさく動きます。Mebiusで作業する画像は、基本的には最大でもデジカメで取り込むサイズだし、印刷物のような高解像度を扱うことはありませんから、これで十分だと思いました。

壁紙を変えてみよう

グラフィックソフトも導入できたところで、Mebiusの壁紙の変更をやってみました。まず、解像度の再確認。1024x600 pixel の画像を2点用意しました。画像は過去に描いたイラストからトリミングして作りました。

実際に壁紙に設定してみると、デスクトップアイコンとの相性の良し悪しや、PCの雰囲気との相性など、やってみないとわからないなぁと。当初気に入っていたイラストは却下としました。

壁紙その1

壁紙その2
上がボツ画像。狭い画面でうるさい~。下が採用画像。

絵は決まりましたが、どうにもアイコンの文字が読みにくい上、白地は輝度が高すぎて眼に優しくない。そこで、Paint.netの登場です。画像を開いて、明度を落とします。白地に薄いグレー地が敷かれました。別名保存して、デスクトップの画像を入れ替えてみると、ぐんと見やすくなりました。これだー!

ちょっと暗くしてみる。
明度を落としてみる。

液晶パッドもおそろいにしましたが、コチラはアイコンが載ることもないので、輝度の高い前バージョンの画像にしておきました。

おそろい画像

あとは、不要になったデスクトップのショートカットアイコンを削除。ほとんどのショートカットが、スタートアップメニューにも揃っていたので、ざくざく削除しました。狭い画面なので、これでずいぶん見やすくすっきりとしました。

デスクトップをすっきりと。

アドオンジャケットは要検討

アドオンジャケットは個人的にはないほうがいいと思いました。Mebiusは、コロンとかわいいフォルムのPCではありますが、逆説的に言えは「厚ぼったい」。これにアドオンをつけてしまうと、さらに厚ぼったさが増す上、紙を挟むと蓋の質感が損なわれて、安っぽい印象になったからです。厚ぼったさに目をつぶるとしても、よほど紙質に凝るか、布にするか、それとも好きなミュージシャンの写真を入れるなどワンポイント的に使うなどの工夫は必要な感じです。このあたりは、要検討だなと。絵や写真を入れりゃいいってもんじゃないですね~。

ところで余談ですが、ウチではすべてのPCをローカルネットワークでつないでいるため、PC一台ごとに名前をつけています。このMebiusには、「Ronald」という名前をつけました。由来は、アメリカのロックバンド・SparksのRon Maelから。Ronのようにクレバーであれ、との願いをこめてつけました。うーん、いい名前だ。

ではまた次回。