西の龍と東の龍と
2004年 グリーンリバー・アート展出展作品です。
この絵は、左から右方向へ、夜明け~日中~夜へと時間が経過していきます。襖絵とか絵巻物をイメージして描いてみました。
テーマとなる龍は、西洋と東洋のものをデフォルメして描きました。東洋の龍は、縁起のよい神様として崇められ、創造のシンボルです。しかし、西洋のドラゴンは、人間の破壊的な心を象徴します。
宗教や国境・文化の垣根を越えて、同じ場所に集結した東西のドラゴンたち。創造の神様として、わたしたちを見守っていてくれるでしょうか。それとも...?
(展示解説パネルより)
全体像です。